[本物は感化する]

「本物は感化する」

枝葉末節のものほど、移り変わりが激しいから影響力が大きく見えるが、それはまことに影であり響きであって空しいものだ。直ぐに消えてしまう。本質的なるものの影響は影響ではなくって、それはもう骨髄に入る。ものになる。身になる。身に附く。これは影響ではなくって感化と言う。

安岡正篤


「本物は感化する」...30代前半、この言葉を目にした時、身体中すべてに電撃のようなものが走ったのを思い出します。当時、若さも手伝ってイケイケ状態で調子に乗ってた私でしたが、この言葉を目にして自分のことを振り返ると、「オレって、本当に枝葉末節の人間だな」とシミジミ...。

以来、ずっと考えてきました。どうしたら、感化を受ける本質的な物事、人などに出会うことができるだろうか...どうすれば、感化を与えられるような人間に成長できるだろうか...と。

そうして10年が過ぎた今、ヨガという叡智に触れる毎日を通して、ようやく感化を受けることができる毎日となり、心静かで、エキサイティングで、力みのない、前向きな日々を過ごせるようになりました。ヨガの叡智は、まさに先生の言葉通り、「骨髄に入る」という言葉がピッタリ当てはまります。

ヨガのスキルに関して言えば、私はまだまだ未熟です。ようやく目標地点に辿り着いたなと思い、その先に目を向けると、また、新たな地点が遥か彼方に見えてるという毎日...それでもその知らない道を前進していく作業はとても楽しいものです。エキサイティング!!としか表現できません。

現代社会では、ヨガといえども、表面だけを取り繕った単なる影響力でしかないヨガもあれば、人を感化させることができる本質的なヨガまで、色々なスタイルが存在します。人それぞれに好みがあるでしょうが、私は本質的なヨガ、人を感化させるヨガにしか打ち込むことができません。せっかくの人生なのに、奥の浅いヨガだけ体験して、上辺だけの枝葉末節のヨガを本物と勘違いしたままで、一回きりの人生を終えるというような浅はかなことはしたくないですから...。

これからも安岡哲学をもっともっと自分の骨髄に沁みこませて、ヨガの奥深い道を笑顔で歩んでいきながら、触れ合う人々と互いに感化しあえるように生きていくと決めてる、頑固一徹なノブではあります(^^♪

すべてに深謝、合掌